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- 院長の想い
子ども自身が持っている「生きる力」を引き出すのが私の使命だと思います。
当クリニックでは、できるだけお薬に頼らず、患者さん自身が持っている力を養うことで、症状の改善を目指す方針です。あくまで、患者さん自身の力が発揮できるようサポートするのが医師の務めだと、私は心得ています。
また、私が研修医をしていたころ、尊敬していた恩師にも度々言われてきたことですが、患者さんに対して、「こうすべきです」「そうしなさい」というように、一方通行な診療はしない方針です。お薬もご要望があれば、必要に応じてお出しします。患者さんの気持ちを尊重し、生活背景などにも細やかに配慮しながら、一緒に病気と向き合う方法を選択していきます。
私自身も低身長だったことから、お子さんの発育相談には力を入れています。
私自身が幼少期に低身長だったことや、勤務医時代にNICU(新生児集中治療室)での診療に携わるなか、低体重で産まれるお子さんを診てきたことなどから、開院した今でも、低体重・低身長の相談には親身に応じています。
低体重で産まれたお子さんは将来的に低身長になるケースもあり、継続して経過を見させていただくことがあります。そのような方のなかには、成長して結婚した際に、幸せそうに報告に来てくださる方もいて、医師として、とても嬉しく思っています。
身体だけでなく心のケアにも力を入れ、子どもたちの将来を支援いたします。
RSウイルス感染や喘息(ぜんそく)性気管支炎による鼻の症状については今後も力を入れていきたいと思っています。また、最近、お子さんの不登校や自閉症などでお悩みのお母さんからの相談も増えてきているので、しっかりと対応できるよう努めていきたいと思っています。
教科書的な指導にとどまることなく、お子さんやお母さん一人ひとりのお悩みをしっかりと受け止めたうえで、それぞれの事情や背景に合わせて、親身にアドバイスをいたします。相談の際は、遠慮なくお話しください。たくさんお話しいただけることが、はじめの一歩となり、道が見えてきます。そうしたことが、お子さんの居場所をつくることにつながればと願っています。